スーパーマーケットで年中見かけるナスですが、実は6月から9月が最も美味しい旬の時期です。旬の美味しさを長く楽しむためには、保存方法に工夫が必要です。
今回は以下のテーマでお届けします。
- ナスを長持ちさせる保存のコツ
- 冷凍ナスが質を落とす理由
- ナスの正しい冷凍方法
- 柔らかくなったナスのおいしい活用法
これらのポイントを押さえて、美味しいナスを無駄なく楽しむための情報をご紹介します。
解凍したナスが「ぶよぶよ」だったときの対処法
ナスがやわらかくなってしまっても、おいしく活用する方法があります。
以下で柔らかくなったナスを美味しく再利用する方法をご紹介します。
冷凍ナスの活用レシピ
冷凍によりナスの皮がしっかりとするため、炒め料理に向いています。冷凍ナスは皮のシャキシャキ感を活かしたレシピに最適です。
素揚げで味わう冷凍ナス
冷凍保存したナスは、素揚げにすると良いでしょう。ナスの風味を存分に楽しめます。
丸ごとまたはカットした状態で、生で保存したナスを素揚げにするのがおすすめです。
麻婆ナスに変身
麻婆ナスのように、液体を多く含む料理にすると、ナスの柔らかさが気にならなくなります。
解凍せずにそのまま使えるため、手軽に調理できます。
カレーの具材としての冷凍ナス
冷凍したナスはカレーの具としても適しています。
麻婆ナスと同様に、柔らかさを活かしながら解凍せずに簡単に使えるのが魅力です。
ナスの保存期間のポイント
ナスは保存方法によって持ちが変わります。ナスの鮮度を見分けるポイントも大切ですので、保存方法ごとの期間と見分け方について詳しくご説明します。
ナスの保管方法|常温・冷蔵・冷凍
ナスは常温で保管すると日持ちしません。だいたい3日が目安で、短期間で使い切る際に適しています。
冷蔵庫で保管すれば、1週間から10日程度持ちます。
冷凍すると、約1ヶ月は品質を保つことが可能です。
ナスの鮮度劣化のサイン
ナスの保管期間はあくまで目安です。
保管しているナスが以下の特徴を示したら、鮮度が落ちていると考えるべきです。
- 皮がしなやかさを失い柔らかくなっている
- 表面が茶色く変色している
- 内部が暗い色に変わっている
- カビが生えている
ナスの内部に黒い点が少し見られるのは一般的ですが、これが多くなると風味が悪くなる兆候と言えます。
冷凍ナスの風味劣化の原因
ナスを冷凍すると風味が落ちると言われることがありますが、これには明確な理由があります。
水分損失による影響
ナスを冷凍すると水分が失われやすいです。ナスは元々水分量が多い野菜ですが、冷凍すると水分が凍り解凍する際に流れ出てしまうことで、肉質が柔らかくなりすぎることがあります。
冷凍によるナスの皮の質感変化
冷凍するとナスの皮が固くなることも風味の低下に繋がります。冷凍前の水分損失により通常のナスの柔らかさとは異なる硬い食感が生じやすく、これが不快な口当たりと感じられることがあります。
冷凍でナスの風味を維持する方法
冷凍によりナスの味が失われるのは残念ですが、適切な方法で冷凍すれば美味しさを保つことができます。
以下で冷凍時に風味を維持するための保存方法をご紹介します。
ナスのアク抜き処理
ナスを冷凍する前にはアクを抜く処理が重要です。
アク抜きの手順は次の通りです。
- ナスを使う量に応じてカットする
- 約10分~30分間塩水に浸すことでアク抜きが可能
アク抜きをすることで、酸化による色の変化や皮や肉質の硬化を防ぐことができます。
丸ごと冷凍の方法
ナスは丸ごと冷凍することも可能です。丸ごと冷凍することで、解凍後に煮物などに利用できます。
丸ごと冷凍する手順は以下の通りです。
- ナスのヘタを取り除く
- 耐熱皿にナスを置きラップをかける
- 600Wの電子レンジでナス2本につき2分30秒程度加熱
- 加熱後は冷ましてから一本ずつラップで包み保存袋に入れて冷凍する
カットしてから冷凍する方法
カットしたナスを冷凍すると便利です。カットすることで、使用時の準備が簡単になります。
手順は以下の通りです。
- ナスを洗いヘタを取り除き用途に合わせてカットする
- カットしたナスを塩水に浸してアク抜きをする
- 10分~30分浸した後水気をキッチンペーパーで拭き取る
- 適量ごとにラップで包み保存袋に入れて冷凍する
加熱後に冷凍保存する方法
予め加熱してから冷凍することも、ナスの保存方法として有効です。これにより、解凍時の水分の多さや皮の硬さを減らすことができます。
ナスを加熱する前の準備は以下の通りです。
- ナスをよく洗い軸を取り除く
- 調理に合わせてサイズにカットする
- カットしたナスを耐熱皿に並べラップをして電子レンジで約5分間加熱
- 加熱後ナスが冷めるまで待ち小分けにしてラップで包む
- 包んだナスを冷凍用の袋に入れて冷凍庫で保存する
【メモ】
加熱処理済みのナスの冷凍保存の目安は約2週間です
冷凍ナスの解凍のコツ
冷凍したナスは自然解凍や電子レンジを使って解凍できます。
電子レンジで解凍する場合、ナスが重ならないように耐熱皿に並べて、約30秒加熱すれば十分です。
料理によっては半解凍の状態で使うこともできます。
加熱処理済みのナスは自然解凍が適しており、食感を良く保つことができます。
総括
「冷凍したナスの食感と風味、活用法」についてのポイントを簡潔にまとめます。
- 室温保存では約3日持つ
- 冷蔵庫では約1週間が保存の目安
- 冷凍保存で最大1ヶ月品質を保持
- 冷凍すると水分減少や皮の硬化が起こりうる
- アク抜きや加熱処理で冷凍ナスの風味を保持
- 冷凍ナスは素揚げ、麻婆ナス、カレーで風味で豊かに活用可能
冷凍ナスを美味しく楽しむためには、野菜の特性を理解し適切な保存方法を選ぶことが大切です。