冷凍さつまいもは美味しさを保ちながら保存できますが、解凍後の質感が期待に沿わないこともあり、柔らか過ぎたり乾燥しすぎることがあります。
冷凍さつまいもを上手に扱う方法や保存期間、レシピを紹介します。
冷凍さつまいもを解凍したら「ぶよぶよ」になることも
冷凍さつまいもの解凍方法
冷凍さつまいもを解凍するには、室温でゆっくりと解凍するか、電子レンジを活用する方法があります。
解凍時に水滴が出る場合は、キッチンペーパーで吸収すると良いです。
ぶよぶよ･パサパサになることもある
さつまいもは元々ふっくらしていますが、冷凍と解凍で美味しさが失われることがあります。
冷凍し解凍することで
- ぶよぶよ
- パサパサ
になってしまい、まずいと感じることもあるようです。
これは冷凍保存したときに、さつまいも内部の水分がなくなってしまうことが原因です。
冷凍さつまいもが「ぶよぶよ」になっても大丈夫！お手軽レシピ
冷凍さつまいもは、ぶよぶよになってもレシピ次第では美味しく食べられます。以下にいくつかのおすすめレシピを紹介します。
冷凍さつまいもで作るフライ
簡単に作れるのがさつまいもフライです。
油で揚げて砂糖をまぶすと、美味しいおやつに。ケチャップやバーニャカウダソースを添えれば、一味違うサイドディッシュにもなります。
キャンディードさつまいもの作り方
甘くて香ばしいキャンディードさつまいもは、冷凍さつまいもを解凍してから、油できつね色になるまで揚げ、はちみつでコーティングします。揚げたさつまいもは冷凍不向きなので、生または茹でたり蒸したさつまいもを使いましょう。
さつまいものポテトサラダ
ゆでたり蒸したさつまいもを使ったポテトサラダは、マヨネーズベースのドレッシングで味付けします。
さつまいもを温かいうちにつぶすと作りやすく、冷めてからドレッシングを混ぜると味が馴染みます。
さつまいもの煮物レシピ
冷凍さつまいもを煮物にすると、美味しくいただけます。
解凍後に柔らかくなりすぎたり乾燥したさつまいもは、煮物で食感を改善できます。食感の変わったさつまいもを活用するのに最適な方法です。
生のさつまいもを冷凍保存する方法
さつまいもは正しい方法で冷凍すれば保存できます。通常生のさつまいもは室温で保管しますが、切った後は鮮度が下がりやすく色が変わりやすいです。
さつまいもの冷凍期間
さつまいもの冷凍保存期間は最長で1ヶ月です。生の状態での冷凍も可能ですが、加熱してから冷凍すると後の調理が楽になります。
さつまいもを丸ごと冷凍する方法
さつまいもは丸ごとよりも切ってから冷凍するのが一般的です。丸ごと冷凍すると時間がかかり、品質や風味が落ちやすく解凍にも時間がかかります。
加熱済みさつまいもの正しい冷凍方法
加熱して柔らかくしたさつまいもは冷凍で保存できます。食品用ラップで包み、ジップロックバッグなどに入れると良いでしょう。この方法なら約1ヶ月間新鮮さを保てます。茹でたり蒸したりした状態で冷凍し、ラップで包むことで乾燥を防ぎます。ピューレや干し芋の形でも冷凍保存が可能です。
【冷凍前にマッシュする方法】
皮を剥いたさつまいもを茹でてピューレ状にし、冷めたらフリーザーバッグに入れて冷凍します。
この方法は離乳食やお菓子作りに便利です。
【干し芋を作ってからの冷凍方法】
蒸したさつまいもを切って天日干しし、乾燥させた後、個別にラップして冷凍します。
蒸し方は蒸し器が一般的ですが、炊飯器でも可能です。
さつまいもに水を加えて炊飯器で簡単に蒸し芋が作れます。
総括
- 冷凍さつまいもの解凍には、室温で自然解凍や電子レンジがおすすめです
- 解凍さつまいもは、水分減少により「ぶよぶよ」になることがあります
- 冷凍さつまいもは、スイーツや多様な料理にアレンジできます
- 生の状態でも保存できますが、茹でたり蒸したりしてからの冷凍が便利です
- 冷凍期間は約1ヶ月です
この機会に、冷凍さつまいもの活用を試してみてはいかがでしょうか。